地域からはじまる、新しい働き方のかたち ―季節性とデジタルを味方にする組織モデル―(2025/12/8)

地域からはじまる、新しい働き方のかたち ―季節性とデジタルを味方にする組織モデル―(2025/12/8)

2025年12月8日

株式会社やまとわ・株式会社ATOMica KOMMONS カンパニーから学ぶ、「デジタルで人を活かす」方法!

採用しても人が続かない。 現場を変えたいのに、変化が追いつかない。
それは「人手不足」ではなく、「企業文化の課題」かもしれません。
人材不足を解決する鍵は、採用ではなく定着と活躍を生む文化にあります。

そして、デジタルは人を置き換えるためではなく、人が持つ可能性を最大限に引き出し、人を活かすための力。 業務の標準化や、働く場所・時間の制約を取り払うツールとして、今こそ活用すべきです。

この“文化の変革”と“デジタルの活用”が最も大きなインパクトをもたらすのが、一次産業や地方企業です。
一見、最も変化が難しいと思われがちな一次産業や地域企業こそが、“柔軟な働き方の最前線”になれる。 「季節性」や「地域性」といった制約を、“新しい雇用モデルを生み出す強み”へと変えるヒントを、この場で一緒に探していきます。

このテーマを実現するために、今回サザンガクは株式会社ATOMica KOMMONS カンパニー、そして株式会社やまとわと共に場をつくります。

やまとわは、長野県伊那市を拠点に、農林業や地域資源を活かした事業を展開。
季節労働や一次産業の課題に真正面から向き合い、“季節のリズム”を味方にする働き方を実践してきました。

KOMMONS は、地方企業の「組織文化の変革」を軸に企業の内側から改革を支援。
人材不足を“採用の問題”ではなく“組織のOSの問題”として捉え、経営者と現場の意識を変える取り組みを続けています。

そして サザンガク は、この両者の知見をつなぎ、「デジタルで人を活かす」実践の場として、地域企業に“変わるきっかけ”を提供します。

こんな方におすすめ!
  • 季節雇用・非正規雇用などの課題に直面する観光・一次産業・製造業関係者
  • 「人が集まらない」「続かない」「現場がまとまらない」と感じている方
  • デジタルを活かして柔軟な働き方改革を進めたい方



▼登壇者紹介

奥田 悠史
(森林ディレクター / 株式会社やまとわ 取締役 / sees magazine 編集長)

三重の山奥育ち。幼少期はよく川に遊びに行き、何度か死にかける。アイスリンクで転び、額に傷が残り、焚き火にダイブして全身火傷を負い、傷だらけの少年時代を過ごす。

大学では森林科学を専攻し世界一周旅行に出かける。卒業後は編集者・デザイナーを経て2016年「森をつくる暮らしをつくる」を掲げ長野・伊那谷にやまとわを創業。伊那谷産アカマツの「信州経木 Shiki」や地域材家具「pioneer plants」「DONGURI Furniture」、森からはじまる食品ブランド「yamazuto」など、森由来のプロダクトを企画開発。また、「森の企画室」として自然と企業をデザインでつなぐことを目指して活動している。

内川智子
(株式会社ATOMica HR KOMMONS事業部長)

地方中小企業の働き方改革と組織変革を支援。リクルート、ビズリーチ、ユーザベースなど大手HR企業での経験を活かし、1,000社弱の採用支援、10社以上の人事制度構築を実施。地方企業特有の課題である、限られたリソースでの人材確保と組織整備の両立を、評価制度設計、採用戦略、DX推進、従業員育成などの包括支援で解決を目指す。単なる制度導入ではなく平均2年以上の伴走により、経営層と現場を繋ぎ、「従業員が誇りを持って働ける環境」を実現。地方で働く一人ひとりが成長実感を持てる組織づくりに情熱を注いでいる。

ファシリテーター:倉地栄子(コミュニティマネージャー/共創ディレクター)

これまで企業のDXや脱炭素経営支援を行い、持続可能な社会を目指した活動を推進してきた。 サザンガクにおいては、培ってきたマーケティングとファシリテーションの知見を活かし、人・アイデア・挑戦をつなぐコミュニティマネージャーとして活動。多様な人々が集い、共に学び合い、新しい挑戦を生み出すコミュニティを育んでいる。

また自身では、里山資源を生かした循環型地域デザインへの挑戦などの地域活動を展開している。自然とともにある暮らしを通じて、地域の特性を守りながら「ちょうどいい規模」で経済が回る「地域の営みの経済の実現」を目指し活動する。


開催日時 2025年12月8日 PM7:00〜PM9:00
プログラム ▼イベントプログラム

19:00 オープニング
19:10 インスピレーショントーク①|KOMMONS
「なぜ今、“働き方の再設計”が必要なのか」採用難を「組織文化の問題」として捉え直し、
経営者と現場の関係性を変える実践的アプローチを紹介。

19:30 インスピレーショントーク②|やまとわ
「地域のおもしろい仕事、働き方はあたりまえの外にある」
季節性の強い一次産業で、デジタルを取り入れながら通年雇用を実現。
柔軟な働き方を支える組織づくりのリアルを語ります。

19:50 クロストークセッション
現場と経営をつなぐ“文化の変革”について深掘りします。
テーマ例:
人が集まる会社に共通する“組織文化”のつくり方
ライトワーク・ライクワーク世代への対応
副業人材の活かし方、デジタルの役割

クロストークセッション終わり次第 ネットワーキング
※お菓子とドリンクが出ます。
定員 30名
参加費
一般
1,000円
サザンガク会員(定期・特別・サテライト入居企業)
500円

※当日、会場にて現金支払い

会場 サザンガク
主催 サザンガク
参加申し込み https://33gakuevent20251208.peatix.com/
お問い合わせ TEL:0263-33-0339
mail:info@33gaku.jp
最終更新:2025.11.20